透析装置の内部の洗浄には、酸性やアルカリ性の薬品が使用されています。
酸性排水が下水道に流されるとコンクリート製の下水道管が損傷し、道路陥没を引き起こす場合があります。
下水道施設に損傷が発生した場合、下水道法第18条に基づき、原因者に原状復旧費用の請求が来る場合があります。
酸性の透析装置洗浄水により損傷した下水道管(東京都下水道局HPより)
(1)小型で狭いスペースに設置できます。
(2)洗浄液を変更しなくていいから安心。
(3)クリニックや病院のちょっとしたスペースに設置できます。
(4)劇薬の補充作業から解放されます。
(5)不安定なpH電極のメンテナンス不要。
排水の種類pHは各施設ごとに異なりますので、その都度使用されている洗浄剤と濃度に合わせて設計します。
形状・寸法等は設置場所によりご相談させていただきます。
CW-1型使用 透析台数20床 過酢酸系洗浄液使用
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型式 | ケアウォーターCW1型 |
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材質 | ステンレス316L |
装置重量 | 約500kg |
中和剤 | 粒状 |
ユーティリティー | AC100V電源 |
対応ベッド数 | 40床(最大数、流入薬剤による) |
メンテナンス | 通常月1回の内部洗浄と中和剤の補充 |
ケアウォーターは除外装置ではなく、「簡易中和装置」です。
下水道配管を損傷させる原因である酸排水の処理のみを目的としています。
アルカリ排水、BOD、CODの処理はできません。