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パウダー・イン・チューブ線材(PIT)およびクラッドワイヤについて

金属管に異材粉末や異種金属丸棒(心金)を充填し伸線することで、複合素材の線材を製作できます。
 ・粉末を充填して伸線する方法は、パウダー・イン・チューブ法(PIT)と呼称されています。
 ・異種金属丸棒(心金)を挿入して伸線することで得られる積層構造のワイヤは、クラッドワイヤと呼称されています。
 ・単芯線材を束ねて金属間に充填し、多芯化することも可能です。
この技術を用いて、ジャパンファインスチール㈱では山口大学工学部と相互に協力しながら、MgB₂超伝導線材の製作を行った実績があります。
その他、企業様や研究開発機関より試作受注実績があります。
弊社で材料を調達して複合素材を製作するケースもあれば、お客様から粉末材料や複合素材を御支給いただくケースもあります。

パウダー・イン・チューブ線材加工

複合線材の製作工程

MgB₂単芯線φ1.2mm MgB₂多芯線φ1.2mm
MgB₂単芯線φ1.2mmのX線CT画像 MgB₂多芯線φ1.2mmのX線CT画像
加工実績・対応例

お客様のご要望に応じて、試作開発を承ります。お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ご相談ください。

被覆管材 材質 CuおよびCu合金、AlおよびAl合金、ステンレス鋼、その他
コア芯材 材質 金属棒材  (実施例:Mg、Al、ステンレス鋼、低融点金属など)
粉 末   (金属、セラミックス、樹脂、金属セラミックス混合粉末など)
仕上線径

φ0.04~3.5mm

※試作加工品の実績値

※材質により到達可能な細さは異なります

長さ

φ0.09mm 1,000m 以上

φ0.04mm 2,000m 以上

※試作加工品の実績値
※基本的に細くなるほど長くなります
※材質や組み合わせにより到達可能な長さは異なります

芯部分 断面積率

25~85%程度

※材質・線径により対応範囲は異なります

※上記範囲外においても、お客様のご依頼ご要望に対応いたします。

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